「素晴らしいと思います」
ある日。駅のコンビニに立ち寄り、レジで会計をしてもらっている時のこと。
隣のレジにて炭酸飲料のファンタを購入する外国人の男女二人組。
会計を終えたのち、男性の方がレジの店員さんに話しかけていた。
「これ(ファンタ)は素晴らしいと思いマス、水と、お砂糖と、〜!ありがとうございマス!」
このようなことを言っていた気がする。
なんか、いいなぁ…と思った。
なんかこう…心がちょっとほっこりしたのだ。
自分が普段何気なく飲んでいる、目にしている、炭酸飲料ファンタ。
それを、これは素晴らしい!ありがとう!と言う外国人男性。
グサっと、ではなく、ふわっと衝撃を受けた。
その外国人男女二人の母国には、ファンタという飲み物は無いのかもしれない。
日本で初めて飲んだのかもしれない。
そうか、あたりまえにあるものではないんだな。そう思った。改めて感じた。
これはファンタに限らず、他のものやことでも言えるよなぁと。
自分が何気なくみている物事、" 普通 " だと思っていることは、他の人からみると、全然 " 普通 " ではないのかもしれない。
あたりまえだと思っていること、していることは、全然あたりまえじゃないのかもしれない。
自分の中の " 普通 "
他人の中の " 普通 "
そのふたつがあることを、忘れてはいけないな。そう思ったのだった。
備忘録として。